荷物を送るにあたって、欠かせないのが緩衝材です。
緩衝材のおかげで、大切な品を破損せずに済みます。
そこで今回は、緩衝材の種類について詳しく見ていきましょう。
▼緩衝材の種類
緩衝材は、主に2種類に分類されます。
■包装用緩衝材
ガラスや陶器など、割れやすいものを包むための緩衝材が「包装用緩衝材」です。
表面がポコポコと膨らんだ「エアーキャップ」は、おなじみではないでしょうか。
粒の大きさに差があり、何を包むかによって適したタイプが変わります。
割れ物の梱包によく使われるのが「ミラーマット」で、クッション性のあるやわらかなシートが特徴です。
陶器やガラス製品の他、ワインなどのボトルを包むのに適しています。
近年のプラスチックゴミの問題を受け、注目されているのが「パルプモールド」です。
素材が紙のため、家電製品や精密機器・卵や果物といった食品にぴったり合う形に成型されています。
■固定用緩衝材
固定用に用いられる緩衝材は、主に4種類です。
・エアー緩衝材
・紙緩衝材
・バラ緩衝材
・紙パッキン
上記の4種類のうち、紙パッキンを除く3種類は隙間を埋めるのに使われます。
紙パッキンは贈答用の商品を梱包するための固定用緩衝材で、緩衝材そのものが高級感にあふれているのが特徴です。
エアー緩衝材はビニールを膨らませたもので、紙緩衝材にはクラフト紙やざら紙などがあります。
バラ緩衝材とは、プラスチックやコーンスターチ・紙などを原料に作られたつぶ状のクッション材です。
中身が重いと緩衝材そのものがつぶれてしまうため、軽い品の梱包に適しています。
▼まとめ
緩衝材の種類は、包装用と固定用の2種類に分類されています。
この2種類の中から、品物や用途によって組み合わせて使います。
荷物を送る際にどれを使うかで悩んだ時は、プロに相談してみてはいかがでしょうか。
当社は茨城を拠点に、家具・家電の運送と設置を承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。